水槽で育てたい! 活着も! アクアリウムでヤマサキカズラを育てる方法

水槽で育てたい! 活着も! アクアリウムでヤマサキカズラを育てる方法

写真のような水上にも植物が展開した水槽。アクアリストならば一度はこのようなオープンアクアリウムに挑戦してみたいですよね。実は水上部分を作ることは非常に容易で、コツを掴めばほとんど失敗することなく水辺の雰囲気を演出することができます。これからご紹介するヤマサキカズラは、根だけが水に浸かっている状態で成長することができるつる性の抽水植物で、水草水槽やアクアテラリウムに向いています。今回はヤマサキカズラがオープンアクアリウムに向いている理由を3つご紹介します。

植物は根から水や栄養を吸収し、茎や葉に行き渡らせています。ネイチャーアクアリウムでは魚の排泄物が栄養分として水中に漂い、コケや水質悪化につながります。このような水の汚れを取り除くにはフィルターの役目が大きいですが、水草にも水質浄化能力はあります。水草が健康に繁茂した水槽であれば、フィルターのろ過能力が多少低くても水が綺麗になるのです。このような自然の浄化能力を利用するのがネイチャーアクアリウムのコンセプトですが、自然界では水中だけでなく、水上、樹上に至るまで地球のあらゆる場所で有機物の交換が行われています。よって植物を水上に展開させるオープンアクアリウムスタイルはとても理にかなっているのです。ヤマサキカズラは根は水中、茎と葉は水上に展開するため、水中の余分な栄養分を水上展開に用いてくれます。よってヤマサキカズラが栄養分を吸っている水槽の水は綺麗になるのです。

ヤマサキカズラを抽水状態で育てる際は、とりあえず根が水中にあれば大丈夫です。流木などのレイアウト素材の水中と水上の境目に糸などで巻き付けたり、窪みに挿したり、引っ掛けたり…とさまざまな方法があるので工夫して根が水中に入るように配置してみてください。もちろん、水に挿すだけでも大丈夫です。

2. 自然感の演出

ヤマサキカズラの葉は細長く、光沢のある緑色です。モスや流木と合わせるとそれだけで自然な雰囲気になります。ボルビディスの水上葉とはまた違った雰囲気になりますよ。根は真っ白で、水中に入り乱れるように伸びていきます。やや雑然としますが、個人的には根が複雑に絡み合う様子も自然で良いと思います。モスやミクロソリウムなどが活着している流木に絡みつく様子はまさに魚の生息環境を再現しているような風景です。

3. 育成難易度が低い

ヤマサキカズラは基本的に初心者向けの植物として紹介されます。上記の通り土が不要で、水だけで育つことから非常に使い勝手の良い植物といえます。簡単に言うと「ほっといても育つ」タイプの植物です。湿度も水草の水上葉ほどシビアではなく、50%以上あれば枯れることはありません。しかし、水中に根が浸かっている状態を保つ必要があるため水位には気を遣いましょう。

また照明は一般的なアクアリウム用で問題ありません。室内の照明だけで育てられるため観葉植物としても人気が高い植物です。

ヤマサキカズラはやや高価な植物ですが、とても育成が簡単でよく殖えるので、小さな株でも水景に取り入れることをおすすめします。見た目も綺麗で水質浄化能力も高い、まさに一石二鳥ですね。

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