今回ご紹介するのはADAから販売されている水槽用バックスクリーン、ライトスクリーン60/90です。
1. 憧れの水景が自宅で楽しめる

コンテストや雑誌などで見かける水景の多くは背後から照らされていて、レイアウト素材や水草の輪郭がとてもくっきりとしています。自宅でも紙やトレーシングペーパーなどを水草の背面に貼り、うまいこと別のライトで後ろから照らせばライトスクリーンを再現することができます。撮影時だけならば簡易的にそのようなバックスクリーンをつけることはできますが、常にお部屋に置いておくにはやや不恰好です。しかしADAのライトスクリーンならば取り付けるだけで、誰でもプロのような水景を自宅で楽しむことができます。今回は実際に購入してみた感想をご紹介します。ぜひ参考にしてください!


2. 製品情報
以下、ADA公式サイトの紹介文です。
フックにより水槽背面に簡単に取り付けができるバックスクリーンで、LEDライトにより背面から発光させることで簡単に白い背景を作ることができます。また、ブルーグラデーションの透明シートが付属していますので、美しいブルーバックも簡単に作ることができます。
ライトスクリーンには調光機能が付いていますので、水槽写真を撮る場合でも上面からの光に合わせて、背面の光の強弱を調整することができます。
美しい水景演出には欠かせないライトスクリーンを、さまざまなシーンでご活用ください。
(https://www.adana.co.jp/jp/contents/products/na_lighting/detail06.html)



実際に使用してみて一番良いと思った点は薄さです。本製品は1cmにも満たないため、壁際に置いてある水槽にも簡単に取付けられます。

3. ラインナップ(2021年3月現在)
製品名 | 適合水槽 | 価格 |
ライトスクリーン60 | W60×H36(cm)用 | ¥22,000 |
ライトスクリーン90 | W90×H45(cm)用 | ¥34,000 |
ライトスクリーン120 限定生産品 | W120×H50(cm)用 | 販売終了 |
ライトスクリーン150 限定生産品 | W150×H60(cm)用 | ¥140,000 |
ライトスクリーン180 限定生産品 | W180×H60(cm)用 | ¥170,000 |
4. 設置

設置自体はとても簡単です。説明書に従ってフックを本体に取り付け、水槽に引っ掛けます。

しかし、グラデーションシートの設置はやや苦戦しました。 グラデーションシートは粘着力はなく、静電気で吸い付く仕様になっており、何度でも剥がして再利用できます。水槽に跡が残ることもなく、とても扱いやすいと思ったのですが、静電気が思ったよりも強く、セーターを着ていたため体にくっついてしまいました… そして剥がしてみるとホコリや犬の毛がシートにびっしりとついてしまい取り除くのに苦労しました。この作業をするときはセーターは着ない方が無難です。また、既に完成済みの水槽に貼り付ける際は、壁との隙間に手を入れて貼り付けるため少しやりにくいです。まだレイアウトをしていないのであれば事前に水槽に貼っておくことをおすすめします。

5. 総合評価
グラデーションシートの貼り付けに若干苦戦したものの、ライトスクリーンは買ってよかったです。気になっている方は買っても後悔はしないと思います。頑張って作ったレイアウトをさらにカッコよく演出してくれます。
バックスクリーンに34,000円て…と思われる方もいるかもしれませんが、お値段以上の価値があると僕は思います! 自分の水景がADAのようにカッコよく演出されると嬉しいものです。まだ買おうか迷っている方はお店やギャラリーで実物を見てはいかがでしょうか。きっと気にいると思いますよ。
今回はADAライトスクリーンのご紹介でした!