The Scaper’s Roomはアクアリウムの知識を深め、楽しむための情報メディアです。公式YouTubeチャンネルでは水草水槽やアクアテラリウム等のセットアップ動画を投稿しています。ぜひご覧ください!
はじめに
水草水槽を立ち上げるためにはまず水槽を選ばなければなりません。現在ではさまざまなメーカーからフレームレスのガラス水槽が販売されており、どれも申し分ない品質です。しかしネイチャーアクアリウムをこれから始める方の中にはADAのキューブガーデンに憧れる! という方も多くいらっしゃると思います。今回は「キューブガーデンが欲しいけど、結局どうなの?」と思っている方の背中を押すためにキューブガーデンの魅力をたっぷり語りたいと思います! 水槽を選ぶ際の参考にしていただけたら幸いです。
1. 見た目
キューブガーデンの透明度は間違いなく業界トップクラスです。熟練の職人によって作られており、国内だけでなく世界中のアクアリストに選ばれています。安価なガラス水槽だとガラスが緑がかって見えることがありますが、キューブガーデンではそのようなことはありません。おそらくアクアリウムに詳しくない人が見てもその透明度の高さを実感できると思います。水槽の中身と見る人間を隔てるガラスですから、クリアであればあるほど本来の生体の美しさを体感できるでしょう。
またガラスとガラスを接合するためのシリコンは量が最小限に抑えられており、ほぼ視界に入りません。少量のシリコンで最大限の耐久性を実現する技術の高さが感じられますね。
- ガラスの透明度がすごい!
- シリコンが綺麗!
2. 耐久性
キューブガーデンのガラスの強度は他のガラス水槽と大差ないと思います。そもそもフレームレスのガラス水槽は耐久性が低く、取り扱いを誤れば簡単に割れてしまいます。しかしキューブガーデンのシリコンは格が違うといっても過言ではありません。先程述べたように他の水槽に比べて量が少なく目立たないように作られています。にもかかわらずキューブガーデンの耐久性は非常に高く、水を入れた状態で10年以上維持することも可能です(メーカーが推奨している環境での使用が前提です)。
ガラス水槽の中でもシリコンの耐久性が高い
3. ラインナップ
キューブガーデンは20cmキューブの小型水槽から大型水槽までサイズのバリエーションが豊富です。
サイズ(cm) | ガラスの厚み (mm) | 容積 (L) | 税込価格 |
W20×D20×H20 | 5 | 7 | ¥6,710 |
W30×D30×H30 | 5 | 25 | ¥8,470 |
W30×D18×H24 | 5 | 12 | ¥7,260 |
W36×D22×H26 | 5 | 19 | ¥7,920 |
W45×D27×H20 | 5 | 22 | ¥9,680 |
W45×D27×H30 | 5 | 34 | ¥10,890 |
W60×D30×H25 | 5 | 41 | ¥12,100 |
W60×D30×H36 | 6 | 60 | ¥14,520 |
W60×D30×H45 | 6 | 75 | ¥25,410 |
W60×D45×H36 | 6 | 90 | ¥26,620 |
W90×D45×H45 | 10 | 166 | ¥57,200 |
W120xD50xH50 | 12 | 273 | ¥91,300 |
W150×D60×H60 | 15 | 490 | ¥363,000 |
W180×D60×H60 | 15 | 590 | ¥459,800 |
*ラインナップは予告なく変更される場合があります。最新の情報はADA公式サイトを参照してください。
https://www.adana.co.jp/jp/contents/products/na_tank/detail01.htm
4. まとめ
キューブガーデンは業界最高品質の水槽といっても過言ではないと思います。筆者が初めてキューブガーデンを買ったのは中学2年生の頃でしたが、それまで使っていたガラス水槽とは比べものにならないほどの透明度に感動を覚えました。それ以降キューブガーデンを愛用していますが、なんと中2の頃に買った水槽は大学生になった今でも現役です。水槽は一度選んだら変更することはできないので、たくさん悩んで納得のいくものを購入することをお勧めします。最後まで読んでいただきありがとうございました。