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アクアリウムの心臓部といわれる外部フィルター。自然の水の流れを再現するためになくてはならないアイテムであり、全ての生き物の健康を保つためにもしっかりと選びたいところです。そんな外部フィルターの中でも古くから圧倒的な支持を得ているのがエーハイムクラシックフィルター。これを選んでおけば間違いないと言うアクアリストもいるほどです。一方、ネイチャーアクアリウムにおけるトップブランド、アクアデザインアマノ社のスーパージェットフィルターは他の外部フィルターとは一線を画す洗練されたデザインと、その優れた性能からインテリア性を重視するアクアリストに選ばれ続けています。今回は評価項目を設けてそれぞれのフィルターの特徴について見ていきます。
1.評価項目
今回は客観的に二つのフィルターを比較するために、下記の7つの評価項目を設けて、それぞれ1から5で点をつけていきます。
- 価格(1: 高すぎる、性能に見合っていない 〜 5: リーズナブル)
- 品質(1:悪い 〜 5: 良い)
- 静音性(1: とてもうるさい 〜 5: とても静か)
- 交換パーツ(1: なし、全て買い替え 〜 5: 豊富なリペアパーツ)
- カスタマイズ性(1: 不可 〜 5: カスタマイズしやすい)
- メンテナンス性(1: 手間がかかる 〜 5: とても楽)
- 見た目(1: 悪い 〜 5: 良い)
計35点満点
2. 比較
エーハイム
- 価格:4
- 品質:4
- 静音性:5
- 交換パーツ:5
- カスタマイズ性:4
- メンテナンス性:4
- 見た目:2
計28点
エーハイムは世界で最も信頼のあるアクアリウムブランドではないでしょうか。僕も実際に使っていますが、やはり品質は申し分ありません。魚や水草にとって最適の環境を作るならエーハイムクラシックフィルターはもってこいです。またセット方法もシンプルなため、初心者の方でも簡単に本格的な水草水槽を楽しめます。
唯一エーハイムが大きくポイントを落とした項目が見た目です。緑色の本体とホースが水草水槽にマッチせず、インテリアに溶け込まないといった意見をよく耳にします。フィルターはエーハイムだけどホースとパイプはADAという人が多いのはこのためなのでしょうね。
総じてエーハイムについて言えることは、性能は申し分ないが見た目に好みが分かれるということです。ですが、ホースとパイプを他社製のものに替えるだけでそれらのデメリットを大幅に軽減できるため、本体の見た目さえ妥協してしまえば世界一高性能で静かなフィルターといえるでしょう。
ADA スーパージェットフィルター
- 価格:3
- 品質:5
- 静音性:3
- 交換パーツ:2
- カスタマイズ性:3
- メンテナンス性:4
- 見た目:5
計25点
スーパージェットフィルターの特徴はなんと言ってもそのデザインでしょう。ボディはステンレス、パイプはガラスという非常に洗練されたかっこいいフィルターです。またモーターが濾過槽外部についていることから目詰まりを起こしにくく、流量の低下もほとんどないため、エーハイムよりも丈夫でパワフルなフィルターといえます。
短所はやや音が大きいことです。気になる人は不快に感じるかもしれません。購入を検討している場合は、一度お店に行って実物が稼働しているところを確認することをお勧めします(僕はあまり気になりません)。スーパージェットフィルターは器具類も含めて水景をインテリアの一部として整えたい場合には最適なフィルターです。
3. まとめ
エーハイムとADA、どちらも大変優れたアクアリウムブランドで、どちらを購入しても後悔することはないでしょう。上記の評価によるとエーハイムの方が優れているように感じるかもしれませんが、クラシックフィルターは価格面で大きく差をつけることができました。ADAは性能が高い反面価格も高い傾向があります。特にゼロから水草水槽をスタートする場合はさまざまな器具を買うことになるため、ADAのフィルターを選ぶと全体の予算が跳ね上がってしまいます。そんな時はメルカリ等のフリーマーケットで購入することも良い手段です。こちら↓に中古のアクアリウム用品を買う際の注意点をまとめたのでご覧ください。