水槽を設置する際に欠かせない水槽台ですが、各メーカーからさまざまな種類が販売されていてどれを買おうか迷ってしまうことも多いと思います。水槽の中身に意識が行きがちで存在を忘れがちな水槽台も一風変わったものを選ぶと個性的な水槽システムを作ることができます。今回ご紹介するのはADAから販売されているシンプルながらも個性的な水槽台、キューブキャビネットです。数年間使ってみた正直な感想をお届けしますのでぜひ参考にしてください!
キューブキャビネット・クリアの概要
キューブガーデンと同じクリアガラスを採用した水槽専用台です(木製ベースは別売です)。究極ともいえるシンプルなデザインで、キューブガーデンやアクアスカイにマッチします。60cm水槽用には、ソーラーRGB専用スタンドとこれに対応する木製ベースのセットもご用意しました。設置する照明器具によってお使いわけください。
引用元:ADA公式サイト
適合水槽サイズ(cm) | 税抜価格 |
W30×D30 | ¥24,000 |
W30×D18 | ¥24,000 |
W36×D22 | ¥24,000 |
W45×D27 | ¥27,000 |
W60×D30 | ¥30,000 |
W60×D30(ソーラーRGB専用スタンド・木製ベース上下付き) | ¥72,000 |
レビュー -よかった点
価格
60cm水槽用を購入して3年ほど使用しました。キャビネットの下に敷く純正の木製ベース(税抜¥12,000)も同時に購入したので合計は¥42,000です。まず価格面での感想ですが、個人的には大変リーズナブルだと思います。他社製の木製の水槽台と比較してやや高めの値段設定ですが、ガラス製であること、ADA製品(ブランド品)であることを踏まえるとこの価格でここまで見る人を楽しませてくれるキャビネットは他にはないのではないでしょうか。
デザイン
デザイン面は公式サイトに書かれている通り究極にシンプルです。ガラスの透明度はキューブガーデンと同程度で水槽が宙に浮いているかのような感覚になります。シンプルさと個性を兼ね備えたデザインと言えるでしょう。ガラス製のためスーパージェットフィルターなどのデザイン性の高い外部フィルターを使っている場合は、正面から見えるように設置できます。
もう一つ特筆すべき点はキャビネット内にガラス製の棚があることです。このスペースにはタイマーやピンセット、ハサミなどお好みでさまざまなツールを置くことができます。ガラスなので少量のホコリならばあまり目立ちません。ちなみに僕は予備のリリィパイプをここに置いています。ガラス製品同士の組み合わせが気に入っています。
残念な点
木製ベース
今回は安全面を考え純正の木製ベースを購入しました。色はガンメタシルバーでADA製品とマッチするのですが、値段が¥12,000はやや高いように感じます。上でリーズナブルと書きましたが、それは「このキャビネットを合計¥42,000で買えるなら安い」という意味であり木製ベース単体で見るとやはり値が張ると思います。キャビネットのみの価格を見て買おうかな?と思う人は多いと思うので、もう少し木製ベースが安ければ販売を伸ばすことができるのではないでしょうか。とはいえ木製ベースは必須ではないので床が安定しているならば必ずしも購入する必要はありません。
重い!
これは素材の特性上仕方なのないことだと思うので改善のしようがないかもしれませんが、木製のキャビネットよりもかなり重いです。60cm水槽用の場合、キャビネットを設置するだけでも少し腰が痛くなりました。二人以上でおこなうことをおすすめします。また、一度設置場所を決めて水槽を置いたら移動するのはかなり骨が折れる作業ですので、場所選びは慎重におこないましょう。
まとめ
水槽台を選ぶ際にはインテリアとマッチするかを考えると思います。そんなときキューブキャビネット・クリアならばどんなお部屋にも似合うと思いますので、迷った際には大変おすすめの水槽台です。キューブガーデン、アクアスカイなどとの組み合わせも抜群ですので、ADAスタイルの水景を作るときに購入してみてはいかがでしょうか。
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