接着剤でなおせる! 割れたガラス水槽の修復方法

水槽が割れてしまうとショックですよね。しかし割れ方によっては修復ができるかもしれません。今回は実際に欠けたガラス水槽を用いて、接着剤での修復方法をご紹介します。

ご注意

この方法はあくまで小さな欠けを直し水漏れを防ぐためのもので、すでに水漏れを起こしている水槽ではおすすめしません。また、水漏れを起こしていない場合でも完璧な状態に復元できるわけではないので自己責任で試してください。

どのような接着剤が向いているか

今回はこちらの接着剤を購入しました。ポイントは「水に強い」「透明」の2点です。当然水槽は水を入れて使うので、ここは外せません。また、水槽の接合部分にシリコンが使われていることからもわかる通り、水槽に向いている接着剤はシリコン系です。ガラスとの相性が良いのでおすすめです。

今回はこちらの30cmキューブのキューブガーデンを直します。ご覧の通り角が欠けていますがシリコンは無事で、この状態では水漏れはありません。つまり接着部分はガラス＋ガラスということになります。万が一欠けがシリコン部に達している場合は応急処置はできますが、水槽の買い替えをおすすめします。

粘着力に影響するので、必ず水やホコリは取り除きましょう。小さな砂粒等は要注意です。

接着する両面に薄く塗布します。つまり水槽本体とカケラの両方に接着剤を塗ります。このとき付属のヘラを使うと簡単にできました。

塗り終わったら接着する前に放置します。

向きを間違えないように貼り合わせて、強く抑えます。場合によってはテープ等を使って動かないようにします。

この状態で約24〜48時間放置すれば実用強度に達して使えるようになります。

必ず実用強度に達したのを確認してから試しに水を入れてみます。数時間漏れ等がなければ問題ないと思います。ここからは通常通りに立ち上げることができますが、適宜割れた部分を確認して水漏れが起きていないことを確かめましょう。

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