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ニューラージパールグラスの絨毯を作ろう! 育て方を解説!

ニューラージパールグラスの絨毯を作ろう! 育て方を解説!

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近年人気が急上昇している前景草、ニューラージパールグラス。比較的新しい品種ですが、特別難易度が高いわけではなく、グロッソスティグマなどのお馴染みの前景草と同じように育てられます。そんなニューラージパールグラスの人気の最大の理由は、その可愛らしい見た目ではないでしょうか。グロッソスティグマほど肉厚ではなく、やや小さくて薄いライトグリーンの葉を展開します。成長が早く、短期間できめ細かい絨毯が完成する点も人気の理由でしょう。今回は大人気のニューラージパールグラスについてじっくり見ていきます。水草の絨毯に挑戦してみたい方必見です。

1. ニューラージパールグラスの基本情報

照明強め
CO2必要
pH6.0〜7.2
KH0.5〜2.0
BIO みずくさの森

2. 照明

ニューラージパールグラスの育成はとても簡単で、入門種といえます。しかしそれは適切な照明を使っている場合であり、光が弱すぎる場合はかなり難易度が高くなります。前景草を植える際は必ず強力な照明器具を用意しましょう。

3. 低床

ソイルが無難です。根から肥料を吸収できるよう砂や砂利よりもソイルが選ばれることが多いです。基本的にソイルの栄養で問題なく育ちますが、色が悪くなってきた場合は液肥で補いましょう。ですが一般的な水草水槽の場合は毎日液肥を添加するので、あまり栄養不足になることはありません。

4. CO2

ニューラージパールグラスをCO2添加なしで育てるのは至難の業です。ただ添加するだけでなく、添加量を多めにすることでとても速く成長します。添加量が少ない場合枯れることはありませんが、成長が遅くなりコケに負けてしまうことがあるので、成長は可能な限り速い方が良いです。

5. 植栽

組織培養でもポットでも準備の手順は同じです。バラして数本ずつ植えます。特に気をつける点はありませんが、満遍なく植栽すると早く絨毯が出来上がります。植える深さは根がソイルの中に埋もれる程度が理想ですが、あまり厳密でなくても成長できます。深すぎてもやがて光を求めて伸びていきますし、浅すぎても浮かなければ匍匐して勝手に根付くので植栽の際にはあまり神経質にならなくても良いと思います。また、近年世界水草レイアウトコンテスト等で流木や石に植え付けて上から枝垂れさせるようなレイアウトが増えています。低床に植えるのと比べてやや難易度は上がりますが、しっかりと光をあて、CO2を添加すれば初心者でもあのようなレイアウトが作れます。植え方としては石や流木の表面の窪みに差し込んだり、糸で巻きつけたりして活着に近い状態にします。とても使い所の多い水草なので、ぜひ工夫して活用してみてください!

6. 最後に

前景草の中で一番育成が簡単といっても過言ではないニューラージパールグラス。初心者向きとして紹介されますが、育成には適切な照明器具とCO2の添加が前提になります。他の水草にも言えることですが、水草水槽を始める際はやはり最低限の器具は揃えましょう。CO2添加が不要な水草だけでも水景を作ることはできますが、そのような水草でさえCO2添加があったほうが管理が楽になります。ニューラージパールグラスは初心者がステップアップしてチャレンジするような水草ではなく、最低限の設備を揃えた上で最初のステップとして選ぶ水草であると僕は思っています。基本的にネイチャーアクアリウムにおいて照明が弱い、CO2を添加していないということはあり得ないので、ニューラージパールグラスは当然のように育成が簡単な水草になるのです。

今回は前景草人気No.1のニューラージパールグラスを取り上げました。まだ使ったことがないという方はぜひ育ててみてその良さを実感してください!

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