爽やかな睡蓮!タイワンガガブタの育成方法

爽やかな睡蓮!タイワンガガブタの育成方法

タイワンガガブタはライトグリーンの葉を展開する睡蓮の仲間です。水草水槽に使われる睡蓮の代表種ともいえるタイガー・ロータスは緑色の個体でも褐色味を帯びていますが、タイワンガガブタの葉は茶色が入ることはなく、とても鮮やかな黄緑色です。

したがって水景に渋みを出すよりも爽やかな印象を与えたい際におすすめの水草です。背丈が高くなり存在感があるので、60cm以上の水槽で後景に向いています。

・ライトグリーンの睡蓮

・爽やかな印象

・後景に向いている

タイワンガガブタの育成方法

基本情報

原産地: アジア

pH:6.5前後

光量: 弱〜普通

CO2: 不要

タイワンガガブタは育成難易度が低い部類の水草です。CO2の添加がなくても育てることができ、光量もさほど必要ではありません。しかし、なるべく強いライトの使用とCO2の添加によってより簡単に早く成長させることができます。

成長速度は環境によっては速く、古い葉のトリミングによって綺麗な状態を保つことができます。複数種の水草を育てている場合はタイワンガガブタが他の背丈の低い水草の光を遮ることがあるので、定期的に大きな葉を間引きましょう。

・CO2は不要だが、あった方が成長が速い

・トリミングによって他の水草にも光が当たるようにする

注意点

タイワンガガブタは育成が容易な水草ですが、植栽の際にはいくつかの注意点があります。他の睡蓮にも同様のことが言えますが、葉や茎、根はやや繊細なためピンセット等で強くつままないように気をつけましょう。また背丈が高くなりますので、レイアウトの後方に植えることをおすすめします。

・繊細な水草のため取り扱いに注意

・背が高くなるので後景向き

まとめ

タイワンガガブタはユニークな見た目ながらも育成が容易で、初心者でも簡単に水景に取り入れることができます。背丈が高くなるという特徴を活かして後景に彩を添えたり、主役として睡蓮メインの水景を作ってみたい方におすすめです。ある程度深さのある水槽をお持ちの方はぜひチャレンジしてみてください!

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