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爽やかな後景草! ロングヘアーグラスの育て方

爽やかな後景草! ロングヘアーグラスの育て方

今回はADAのBIOみずくさの森シリーズから新発売のロングヘアーグラスをご紹介します。新発売ということもありまだネット上では情報が少ないですよね。調べてもわからないことが多いので実際に育ててみました。全て経験に基づく育成方法ですが気になっている方は是非参考にしてください!

1. ロングヘアーグラスの基本情報

照明普通
CO2必要
pH6.0〜7.4

あくまで今回この環境で育ったということですので同様の環境でも育たない可能性があります。とはいえ実感としては普通の水草水槽で簡単に育てられる水草です。

2. 照明

照明は多くは必要としない印象です。ヘアーグラスが育つくらいの弱すぎないライトならば問題ないでしょう。また、背丈が高い分光を取り入れることができるので、前景草に比べると少ない光で育てることができるかもしれません。

3. 低床

栄養系ソイルがおすすめです。リベラソイル、アマゾニアver.2を使用した水槽で問題なく育成できました。ヘアーグラス系は根からの肥料吸収が旺盛なので、栄養に富んだソイルを使えば問題なく育成できると思います。

リベラソイルのレビューはこちら!

4. 成長はおそい?

ADAのBIOロングヘアーグラスの説明にはこう書いてあります。「草丈が25〜30cm程度になり背景草に適しているが、最大長まで生長するには時間を要す。」(https://www.adana.co.jp/jp/aquajournal/ada-plants-bio_mizukusanomori/) ちょっと手が出しづらい印象を与える説明文ですよね。では実際に成長は遅いのか。個人的には全く遅いとは思いません。植栽当初はADAの説明の通り気長に待とうと考えていたので、むしろ「速くない?」と思ったほどです。ですが同じくヘアーグラス系の後景草のエレオカリス・ビビパラと比べると圧倒的に遅いです。ビビパラと違い葉の先の節から枝分かれをすることはなく、根本から葉が伸びていきます。これがかなりちょうど良い成長スピードで、ビビパラのようにトリミングに追われることがありません。また、ショートヘアーグラスのようにランナーで横方向に増えることもあまりないので、最初に植栽したスペース内に収まります。水草レイアウトは成長後を見据えて植栽をしなければならないため、完成後のイメージがしやすいロングヘアーグラスはかなり使いやすい水草だと思います。

購入時は背丈が低く、頼りない印象でした。
植栽から1ヶ月ほどで目立ち始め、3ヶ月後には立派な後景草になりました。

5. 総合評価

興味本位で育ててみたロングヘアーグラスですが、一位二位を争うお気に入りの水草になりつつあります。とにかく使いやすいです。テープ状の後景草はバリスネリアやシペルス・ヘルフェリーなどがありますが、それらの水草に比べて繊細で爽やかな印象を与えます。似た見た目のエレオカリス・ビビパラは無秩序に増えて収拾がつかなくなってしまいますが、ロングヘアーグラスはそのようなことはありません。雑然としたワイルドな水景にはビビパラ、整然とした水景にはロングヘアーグラスが適しています。特に有茎草とともに使う場合はロングヘアーグラスがおすすめです。

いかがでしたでしょうか。ロングヘアーグラスは使い所が多く、痒いところに手が届くような水草です。ぜひ水景に取り入れて爽やかな作品を作ってみてください!